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経済よもやま話

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3月4日の東京株式市場

2016-03-04
約一か月ぶりの回復
 
 
 
東京株終値、54円高の1万7014円(読売新聞) - Yahoo!ニュース
 

東京株式市場が大幅続落 世界景気不安受け

2016-02-12
東京株式市場が大幅続落 世界景気不安受け
 
 
東京株、1万5千円割れ
 
終値 760円安の1万4952円 | 2016年2月12日(金) - Yahoo!ニュース
 
 

企業年金の資産運用について

2015-11-15
   さて、早くも「分かりにくい」「つまらない」「更新が遅い」と集中砲火の経済四方山話です 
 
第二回は、企業年金の資産運用についてお話します。
  
前回、「日本の年金制度は、3種類の制度に支えられる一方で、加入者から集めた資産を金融市場で所定の利回りを獲得するため運用していくことが必要になります。」と書きました。   
 
運用って何でしょうか? 
 
例えば国の年金で、厚生年金と国民年金を運用しているのは、「年金積立金管理運用独立行政法人」という独立行政法人が担っています。名前長いですね。金融業界の中では略して「Government Pension Investment Fund」 → 「GPIF」と呼んでいます。   
GPIFは概ね130兆円前後の資産を運用しています。日経新聞によると、東証一部の時価総額は普通株式ベースで、13日時点で約600兆円、東証二部が6兆円、ジャスダックが8兆円、となっていますが、東証一部の時価総額の2割相当の資産を持っている超巨大機関投資家ですね。
 
最近の日本郵政の上場で時価総額が17兆円だったそうですが、余裕で全部買える資金量を持っています。   
 
つまり、「GPIFが売買を起こせば、金融市場の市場価格に大きな影響を与える(もちろん影響は極力最小化するでしょうが、限度があります)」 → 「そうすると、その行動を事前に予測し、GPIF売買の手前で同種の売買をする(波に乗る)」というような行動を投資家はします。(価格が動いて儲かるからです)   
そんな事出来るんですか?という質問ありますよね。
 
もちろんGPIFが「今から私は売り(買い)ますよ~」なんて国民に周知してくれるわけありません。そんなことしたらGPIFは大損しますよね。(結局国民の年金原資なので我々も今得しますが、後で大損します) 
ですが、GPIFは国民のお金を預かっていますので、一定の運用ルールがあります。それを見ていくと、どのへんで売るか、買うか、何となくイメージできるようになります。   
 
では、国は何で運用しているのか、次回から見ていきましょう。A
 
 
 
 

日本の年金制度について

2015-10-16
さて、経済四方山話です
 
第一回は、これから何回かに分けて、日本の年金制度について
 
「私見を多分に含む」お話をしていきたいと思います。
 
日本の年金制度は諸外国と違い、3階建ての年金制度になっています。
 
一階部分は、国民の皆さんが加入する国民年金。
 
二階部分は、サラリーマンが加入する厚生年金と公務員が加入する共済年金(一元化されます)。
 
三階部分は、企業年金といわれる部分で、確定給付企業年金、確定拠出年金と、厚生年金の資産を一部代行する厚生年金基金。
 
の3種類があります。
 
ざっくり言うと、夫婦二人で、一階で7万円くらい、二階で15万円くらいもらえます。
(左記は一例で、実際は個人差がかなりあります)三階は企業によって様々です。
 
日本の年金制度は、このように3種類の制度に支えられる一方で、加入者から集めた資産を金融市場で所定の利回りを獲得するため運用していくことが必要になります。
 
残念ながら、運用では、2012年のAIJ事件を機に厚生年金基金が制度廃止に追い込まれ、三階部分の年金の一角が無くなるという事態になっています。
 
しかしながら、
 
新聞等ではあまり報道されませんが、国の法改正が粛々と進められ、年金制度の大改革が始まろうとしています。
 
諸外国と比べて不利な法改正もある一方、有利な面の法改正も進められています。
 
これから、日本の年金を取り巻く環境や今後の見通し、また金融市場の動向など、勝手に「私見を多分に含んで」お届けしたいと思います。A
 
 
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