ドン・タニシが休みに豊浜東
小学校時代の
同級生と会ってうどんをもらってきた。
合田照一商店。
うどん、そうめんなど乾麺を作っている明治創業の老舗だ。
へぇー、じゃあテルイチ君
社長なんや。
ドン・タニシ 「照一はひー
じいちゃんみたい。同級生は秀歳君。
由緒正しい合田照一商店の4代目よ」
ふーん。それじゃ合田秀歳商店じゃん。
ドン・タニシ 「メダカいちいちつっこむなぁ。代が変わるたび社名変わっりょったら大変やろ」
なるほど。
ドン・タニシ 「今日の昼は秀歳君とこの乾麺うどんじゃ」
キマコ 「わーい。じゃダシ用意しまーす」
僕のも……。
ドン・タニシ 「おー、メダカもやるけん。ダシはいらんやろ?」
わーい。

かけうどんとおにぎりときんぴら。
こう見えてもドン・タニシはベジタリアンで
食べるものにはすごく気をつけている。
今日は
野菜が少ないので
繊維たっぷりのきんぴらをおかずに。
最近は冷凍うどんが出回ってて乾麺は皆久しぶり。
乾麺というと勝手に生のうどんと違ってぎしぎしした
イメージをもっていたけれど、
なんとめっちゃおいしいやん。こしもあるしつやっとしてのど越しもよし。
ドン・タニシ 「うまいやん」
キマコ 「うどん屋さんで食べるうどんみたいですねー。ダ・シ・も」
ドン・タニシ 「なに? それ自分が作ったダシがうまいって言いたいん?」
キマコ 「伊吹のイリコでダシとったんですよ。
この前市販のめんつゆ使ってイマイチだったから。今日えー感じ」
ドン・タニシ 「確かに」
この日の乾麺は最初の
パッケージの画面の一番手前のやつをゆがいたのだけど、
麺は平麺で細いけど、きちんとこしがある。すごく上品な麺。
さぬきうどんにも力強い太い麺が好きな人、
つるっとした細麺が好きな人で好みはわかれるところ。
二人とも細麺好みだったので非常に
GOODだった。
やーるやん、ヒデトシ君。
ドン・タニシ 「いちお4代目なんやぞ、メダカ。失礼なことゆうたらいかん」
合田照一商店のうどんは、ていねいな作り手の意志が伝わるうどんだった。
乾麺見直したよ。ぎしぎしするなんてゆってカ・ン・メ・ンなんて…。
ドン・タニシ 「せっかくええ締めだったのに。カンメンならん」
…………。